ホテル選びのポイント日本全国、ホテル選びのポイントをご紹介します

東京はホテル都市

首都である東京は最もホテルの数の多い都市です。
軒数では微妙ですが、客室数では追随を許しません。
厚生労働省の統計によると全国のホテルの客室数の12%が東京都に集まっています。
当然出張で宿泊するサラリーマンの数も全国一でしょう。
また東京は意外と観光名所も多いところです。
代表的なところを挙げれば、東京タワー、東京スカイツリー、浅草寺、新宿御苑、明治神宮、築地市場、皇居、靖国神社、浜離宮、お台場、秋葉原、国会議事堂など数え上げればきりがありません。
さらには隣県に東京ディズニーランドがあり、その集客力は年間2000万人を超えます。
単純計算でも1日当たり5万人以上の人が訪れることになり、そのうちの3分の1が宿泊するとしても1万7千人となります。
また、東京には東の玄関口である成田空港と羽田空港という国際空港もあります。
外国から来られる外国人の方の中には東京で1泊してから地方へ行かれる方もいるでしょう。
東京にはさまざまな宿泊要因があるのです。

当然、安いホテルから有名な高級ホテルまで数多くのホテルがあります。
外国資本の最高級ホテルもたくさんあります。
数多くのホテルランキングがありますが、人気のホテルを挙げてみましょう。
パークハイアット東京、マンダリンオリエンタル東京、ザ・ペニンシュラ東京、コンラッド東京、ホテル龍名館東京、フォーシーズンズホテルの丸の内と椿山荘など、外国資本の高級ホテルチェーンがずらりと名前を並べます。
それだけ東京は人は引きつける街であり、資本を引きつける都市なのだと思います。
どれだけ歩いても飽きない都市、常に新たな面を見せてくれる都市、そしてよく言われるように24時間眠らない都市、それが東京なのです。

日本独特なビジネスホテルについて

駅前に看板を掲げた小さなビル、そこに「ホテル…」と書かれているものが目につきます。
どれもいわゆるビジネスホテルの看板です。
外国ではアメリカのモーテルであったり、英語圏のベッド・アンド・ブレックファストであったり、ドイツのペンションであったりとさまざまな名前で存在していますが、ビジネスホテルの名前を使っているのは日本だけのようです。
外国で「ビジネス」と冠すれば、エコノミークラスに対するビジネスクラスという意味で使われることが多く、それはエグゼクティブといわれる役員や高級社員を対象にしたものを指すことが多いようです。
日本で「ビジネスホテル」といえば、一般サラリーマンが出張時に泊まるための、価格を抑えた安宿を指します。
価格を抑えるためにできる限りサービスを省き、必要最小限にすると同時に、むしろ出張サラリーマンの要望に応えることを目指していることが多いです。

したがってそのサービス内容として特徴的なところは、ルームサービスがなく、飲食物はすべて自動販売機で提供されていることや、朝食用にトーストとコーヒーとゆで卵などをセルフサービスで提供しているところがあることなどでしょう。
一言で言えば簡素化という言葉が妥当だと思います。
当然一室の広さも10m2から20m2と抑えられていますが、宿泊代金もリーズナブルで、安いところでは5,000円前後、高いところで1万円と利用しやすくなっています。

安いことから利用者が多いため、全国展開しているホテルチェーンが多く、東横インやコンフォート、ルートイン、ドーミーインなど多数が競合しています。

ホテルレストラン、ブッフェ

ホテルといえば、忘れてはならないのがレストランです。
その醍醐味はサービスの高さだと思います。
高級ホテルに高級レストランという組み合わせは当たり前かもしれませんが、誰しも期待することでしょう。
目も舌も楽しませてくれるフランス料理や中華料理の名店が必ずといっていいほど軒を並べています。

しかし、楽しみはそれだけではありません。
「バイキング」または「ブッフェ」を忘れてはいけません。
性質上ランチが中心になりますが、それぞれが趣向を凝らし、料理の種類も少ない店で20種類、多い店では100種類以上とバラエティが楽しめます。
バイキングの楽しみは、フランス、イタリアン、中華、和食といった異なる種類の料理を一度に味わえるところでしょう。
そのかわり、値段もさまざまで、安い店で2,000円前後から、高い店で5,000円を超えます。
平均的に3,000円前後でしょうか。
都会では、高層ビルに入っている店が多いため、窓から見える景色もまた醍醐味の1つとなっています。

人気の店というと、関東では、ロイヤルパーク汐留タワーの「ハーモニー」やウェスティン東京の「ザ・テラス」、赤坂エクセル東京の「スクエアブッフェ」など、関西では、京都オークラの「トップラウンジオリゾンテ」、大阪ベイタワーの「スカイラウンジエアシップ」、阪急インターナショナルの「ナイトアンドデイ」など、まだまだ挙げればたくさんあります。
それぞれの店に特色がありますので、ぜひ一度ご自分の目と舌で確かめに行かれてはいかがでしょう。

旅館とホテルの違いについて

旅館とホテルの一番大きな違いは何と言っても接待の仕方にあるのではないでしょうか。
旅館では女将もしくは仲居さんが部屋まで案内してくれて、そのまま部屋まで入ってきます。
そこでひとしきり会話がある場合も多いと思います。
旅館にはたいてい大浴場があり、まず仲居さんから浴場の場所と営業時間の説明があるはずです。
さらには食事を部屋で取ることが多いのも旅館の特徴です。
ホテルならレストランに行くと思います。
したがって食事を開始する時間の確認、これも仲居さんの大事な用事のはずです。
ホテルでも同じようにベルボーイが荷物を持って部屋まで案内してくれますし、もちろんその時にレストランの場所や営業時間を聞けば丁寧に教えてくれるはずです。
しかし感じる親密さが違います。
旅館では接待を受けますが、ホテルではサービスを受けると言ったら、当たらずとも遠からずではないでしょうか。

そもそも、旅館とホテルの違いは旅館業法で規定されています。
その内容を簡単に言えば、洋式と和式の違いです。
そして一番違うと感じるのは、従業員との距離、そして部屋やロビーの位置付けです。
ホテルの場合、部屋はプライベート空間であり、一歩廊下に出れば、ロビーはもちろんエレベーターもレストランもそこはパブリックスペースです。
従業員も1日1回の清掃以外は入ってきません。
つまりは家の外という感覚です。
それに対して旅館は家の中とでも言いましょうか。
仲居さんは部屋の中に自由に入ってきますし、ロビーを浴衣で歩いてももちろんOKです。

大まかにはそんな違いがありますが、どちらを好むかは人それぞれです。
そして余分なサービスが付いていないだけに、ホテルのほうが値段設定が安くなっている場合もあり、気軽に利用できるという点ではホテルに軍配が上がるのではないかと思います。